『根津→上野→東京』

RikoS2006-10-15



自分が写真展をやった『金魚カフェ』と名前が"金魚"つながりで、
密かにあこがれているギャラリーが根津にある。
その名も『ギャラリーKingyo』


本日は快晴で散策日和なので根津の路地を探索しつつギャラリーKingyoへ。
『西尾千尋・西尾真代「その形はわたしたちの動くにつれて変わる」』
http://www13.plala.or.jp/sd602kingyo/index.html


目立たないし人通りも無いから客足は見込めないけれど
とても雰囲気のいいところ。
陽だまりの日曜の午後に"まったり"そんなゆるい空気心地良い。


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本日の最大の目的は↓本日まで開催中だったこれ。
『NHK日曜美術館30年展』〜10/15 東京藝術大学大学美術館(上野)
http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/current_exhibitions_ja.htm


絶対に混んでいると覚悟してたけど、2重3重の人だかりでやはり混んでいた。
おぉ〜凄い。でも案外ちゃんと観れました。


ピカソの青の時代の絵があると思わなくて『肘をつく女』を観れて大満足。
さまざまな青が塗り重ねられ心の深いところを突いて来る。


他にも以前違う美術館で見かけた作品にも再び出会え、 またまた惹き込まれる。
■ルドン『目を閉じて』(岐阜県美術館所蔵)
佐伯祐三『ガス灯と広告』(国立近代美術館所蔵)
藤島武二『黒扇』・関根正三『子供』(ブリジストン美術館所蔵)


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で、ここで棟方志功の『二菩薩釈迦十大弟子』という屏風の作品に圧倒され、
明日行く予定だった大丸ミュージアムへ。


『幻の棟方志功』〜10/17 大丸ミュージアム・東京(東京)
http://www.daimaru.co.jp/museum/schedule/tokyo/index.html


入ってすぐにある『御群鯉図』に圧倒される。
赤の艶やかさ。鯉の活き活きとした感じ。ずっと眺めていたくなった。
http://www2.daimaru.co.jp/daimaru/hp/pc/museum_schedule_to2.jsp?HP_NO=15578


あと、最後にあった『美尼羅牟頌板画柵』もかなりの力強さが溢れていた。


だけど、一番印象の残っているのは棟方志功が笑顔で写っている写真。
人柄が溢れている。あぁ〜生前にお会いしたかった。