『ピカソとモディリアーニの時代』

RikoS2006-10-14



★★★『リール近代美術館所蔵 ピカソモディリアーニの時代』〜10/22 Bunkamuraザ・ミュージアム(渋谷)
http://www.bunkamura.co.jp/shokai/museum/lineup/06_pimodi/index.html


モディリアーニピカソの作品が集まっているから、
絶対に混んでいると思って夕方に行ってみたら、すいてました。
なぜ?どうして?すっかり拍子抜け。
昨日の国立近代美術館の『モダン・パラダイス展』ほうが混んでました。


でも、そのおかげでのんびりゆったり作品を鑑賞〜。
モディリアーニの作品が12点もあると思っていなかったので思わずびっくり。
しかも一つの章・フロア構成されていて、ソファも置かれているから
のんびりぼけぼけ座りながら眺めちゃいました。


大半の人が、チケットの図柄になっている《母と子》でやはり長めに立ち止まるんだけど、
私は、その作品の子供がどうも人形ぽっく感じられてちょこっと苦手で、
その隣にあった赤毛の少年のほうに長居しちゃいました。


あと彫刻のための頭部習作の絵が二つあったのだが、
どちらも平穏で安らぐ表情を浮かべているのですっかり見入ってしまった。
あぁ、混んでいるのは覚悟の上で、↓これ行かなきゃっと思った。
☆☆☆『仏像 一木(いちぼく)にこめられた祈り』〜12/3 東京国立博物館(上野)
http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=3460
http://event.yomiuri.co.jp/2006/butsuzo/index.htm


今回のこのリール近代美術館所蔵展示で初めてレジュの作品を複数観た。
ルオーの作品もいつもの宗教ぽいのとは違う感じのも作品にも目が留まり、
あとベルナール・ビュッフェの作品は迫力あって圧倒された。
絵画自体のサイズも大きいのだけど、それ以上に悲壮感とか漂っててインパクト強かった。
真っ直ぐな線の強さも感じた。


こうして美術館へ行けば行くほど、
数珠繋ぎで気になる作家がどんどん増えていくから私の美術館巡りは終わらない。