『風神雷神図屏風』
★★★『国宝 風神雷神図屏風』9/9〜10/1 出光美術館(日比谷)
http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/exhibition/schedule/foldingscreen.html
①宗達
②尾形光琳 (宗達の『風神雷神図屏風』を観て衝撃を受けて描く)
③酒井抱一 (光琳の『風神雷神図屏風』を観て衝撃を受けて描く)
が
それぞれ描いた『風神雷神図屏風』を見比べることができます!!
私は、宗達だけのかと思って行ったので、びっくりしてしまった。
ほとんど構図は一緒。でも違うんですよ〜やっぱり。
以前、NHK、教育番組だったかな(?)、先生が中学生相手に
『風神雷神図屏風』の絵の"風神"と"雷神"を切り取って、
自由に配置させてみたり、いろいろ試しながら授業してて
それで中学生も美術に興味持ったり、
自由に活き活きあれこれやっててとても印象的だった。
だから、この絵を実際に観れるのがうれしくてわくわくした。
夕方6時。雨だからか、とてもすいていた。
面白い。屏風は、正面から見るだけじゃなくて、 "横から見ても面白い"っと改めて認識もした。
みんな自由に観ていて、美術館では珍しくしゃがんで観ている人もいた。
私も真似して、しゃがんで観てみた。
うぅ〜視界が変わり、ちょこっと印象が変わる。
『風神雷神図屏風』3つが横並びに展示されているわけではないのだが、
"徹底解剖"とパネルで説明が詳しく書かれていて、分かりやすくて、違いも見つけやすい。
あとは自分が観て、それぞれ自由に感じるだけだと思う。
"風神"なんてほんとそれぞれ違うし、 間違い探しのように違いはいろいろ見つかる。
私は"宗達"が描いた『風神雷神図屏風』が一番スキ。
空想が広がるのと、空間も一番広い感じがした。
ちょっと風神、雷神の配置を自分でずらしてみたり、
屏風の角度を変えてみたくなった。
目の不調で、めがねをかけていたので、余計に一枚ガラスを通して観ている感じがしちゃったから、
目が治ったらもう一度行きたい。