『風神雷神図屏風』

RikoS2006-09-13



★★★『国宝 風神雷神図屏風』9/9〜10/1 出光美術館(日比谷)
http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/exhibition/schedule/foldingscreen.html


宗達
尾形光琳 (宗達の『風神雷神図屏風』を観て衝撃を受けて描く)
酒井抱一 (光琳の『風神雷神図屏風』を観て衝撃を受けて描く)

それぞれ描いた『風神雷神図屏風』を見比べることができます!!


私は、宗達だけのかと思って行ったので、びっくりしてしまった。
ほとんど構図は一緒。でも違うんですよ〜やっぱり。


以前、NHK、教育番組だったかな(?)、先生が中学生相手に
風神雷神図屏風』の絵の"風神"と"雷神"を切り取って、
自由に配置させてみたり、いろいろ試しながら授業してて
それで中学生も美術に興味持ったり、
自由に活き活きあれこれやっててとても印象的だった。


だから、この絵を実際に観れるのがうれしくてわくわくした。
夕方6時。雨だからか、とてもすいていた。


面白い。屏風は、正面から見るだけじゃなくて、 "横から見ても面白い"っと改めて認識もした。


みんな自由に観ていて、美術館では珍しくしゃがんで観ている人もいた。
私も真似して、しゃがんで観てみた。
うぅ〜視界が変わり、ちょこっと印象が変わる。


風神雷神図屏風』3つが横並びに展示されているわけではないのだが、
"徹底解剖"とパネルで説明が詳しく書かれていて、分かりやすくて、違いも見つけやすい。
あとは自分が観て、それぞれ自由に感じるだけだと思う。


"風神"なんてほんとそれぞれ違うし、 間違い探しのように違いはいろいろ見つかる。


私は"宗達"が描いた『風神雷神図屏風』が一番スキ。
空想が広がるのと、空間も一番広い感じがした。
ちょっと風神、雷神の配置を自分でずらしてみたり、
屏風の角度を変えてみたくなった。


目の不調で、めがねをかけていたので、余計に一枚ガラスを通して観ている感じがしちゃったから、
目が治ったらもう一度行きたい。