「新宿西口→中野坂上」ギャラリー巡り
ギャラリーを5つ巡る。
特にお勧め・必見は⑤の写大ギャラリー『河野安志写真展展「きのう見た夢」』!!!!
すべて手作業で作り上げた作品の実物を見て感じて欲しいです。
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①ペンタックスフォーラム
『高橋 好信 写真展 奥多摩・四季の誘い』〜8/3
http://www.pentax.co.jp/forum/gallery/20060721/
HPに記載されている言葉
「自然の厳しさと優しさに向い合い奥多摩の緑と清流、爽やかな風と光を愛でながら
自然からのメッセージを表現し感動的な奥多摩の魅力を撮り続けて行きたい。 」
展示されている作品から、それのことが伝わってくる写真でした。大げさな感動ではなく、静かな感動。
あぁ〜東京にもこんなステキな光景があるんだなぁと改めてしみじみ感じることができた。
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②エプサイト
『epSITE retrospective 1998-2006』
http://epsite.epson.co.jp/retro/retro2.htm
会期は3つに分けられていて現在は「category2」〜8/9(水)まで。
「category3」は8/19(土)〜9/17(日)。
さまざまな写真があるなと感じる。
中でも、驚いたのは小檜山賢二さんの昆虫の写真。
体調5mm程度のゾウムシが50cmぐらいの大きさの写真で、煌びやかな色彩で、細部の毛並み?まで写しだされていた。
小檜山賢二撮影による昆虫フォトギャラリー
http://kohiyama.wem.sfc.keio.ac.jp/insect/index.html
↑ここから、各昆虫のページへ進むと、拡大画像を閲覧できます。
これらを写す技術もすごいのでしょうが、やはりまずは、"昆虫自体の魅力"に目を奪われる。
あと、緑に囲まれて、花をリボンのようにまとい、愛くるしい表情を浮かべるパンダの写真には和まされる。
"菅野ぱんださん"の写真かと思ったら、違って、"岩合光昭さん"の写真だった。
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③クリエイトフォトギャラリー
『井村淳展「Happy」』〜7/26
http://home.q07.itscom.net/jsworld/top/oshirase/photo-ex0607/photo-ex0607.html
アザラシやライオンやチーターなど、野生動物のあかちゃんと親子。
アザラシの愛くるしい表情に、今日の蒸し暑い天気のイライラも吹き飛ぶ。
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④東京工芸大学芸術学部 芸術情報館 2階ギャラリーB
『スイスコミック・アート展』〜7/29
http://www.t-kougei.ac.jp/about/event/2006/017.html
現代スイスを代表するコミック・アーティスト12名が紹介されている。
私はほとんど漫画を読まないので最近の日本のコミックをほとんど知らないのだが、
スイスのコミックもさまざまなアーティスト・画風があって面白い。
色の組み合わせとかコミックの感じもやはり日本とは異なる部分が沢山あるんじゃないのかなっと思う。
(アキバ系とは明らかに異なる。)
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⑤写大ギャラリー
『河野安志写真展展「きのう見た夢」』〜7/30
http://www.t-kougei.ac.jp/arts/sc/topics96.php
一見、「これ写真なの?」と思ってしまうが、写真をコラージュしている。
写真集も出ているが、写真集は色などがくっきりはっきりしていて、実物とは異なる印象も受ける。
実物はもっとやわらかくて穏やか・静か。
デジタル処理ではなく、すべて手作業で行っているとのことで、やわらかさと、温かみも受ける。
でも作品自体の印象はブラック、シュール。そしてユーモアもある。
一枚の作品の中に遠近が入り混じっている作品を見ると、私自身の脳みそも"ぐわんぐわん"揺らされる感覚を受ける。
一枚の作品の中にさまざまな要素が組み込まれている作品も多く、さまざまなことを感じ、一言では言い表せない。
この人の脳みそものぞいてみたい。どのような夢を見ているのか?
今まで沢山のギャラリーを巡っているが、このようなイマジネーションを見せてくれている作品になかなか出会うことは少ない。
写大ギャラリーの壁も床もグレーでひっそりした空間にひっそりと作品が並んでいる。
ちょっと去りがたかった。
去りがたくて3周もしたけど、一枚一枚の作品から感じるものが多く、
同時期に何枚の作品と向き合うには私自身のキャパが足りないので、別々の日に一枚一枚をゆっくり見てみたいと思ってしまう。