第3回ギャラリーツアー『銀座最新モードを行く!』

RikoS2006-07-22



第3回ギャラリーツアー『銀座最新モードを行く!』
無事終了いたしました。


④⑤⑦⑧で作家さんのお話を伺うことができました。
皆さん、共通して言えることは「好きなものを撮っている」ということ。


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①『西野達 天上のシェリー』〜8/31 IN メゾンエルメス8階フォーラム


エルメスの屋上に工事用の足場が組まれ、
そこを登っていくと部屋があり、白馬に乗った王子が〜。


本来、エルメス屋上にいる騎馬像「花火師」
それを利用して作ったアートです。
エルメスのお姉さんが説明してくれてコンセプトも分かりやすいし、必見。


ただ、工事用の足場の階段でちょこっと不安定感があったり、高所恐怖症の方にはちょっと怖いかも。


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②『メイク×モード ビューティーの時代展』〜9/8 INハウス オブ シセイドウ
http://www.shiseido.co.jp/house-of-shiseido/


資生堂が今まで発信してきた「美」を感じられます。
写真も展示してあり、ライトの当て方なども単に写真全体に当てるのではなく
切って当てていたりして、さすが、資生堂のハイセンスを感じます。


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③『ロビン・ロード展』〜7/30 IN 資生堂ギャラリー
http://www.shiseido.co.jp/gallery/current/html/index.htm


写真をつなげた映像作品が3つ。あと写真など。
歩行者天国になったのんびりな土曜日の銀座からちょっと入っただけで、
こんな空間があり、気軽に現代のアートを楽しむことができるのがいいなと思う。


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④『小林 伸一郎展 [亡骸劇場(ナキガラゲキジョウ)]』〜7/22 IN 銀座ニコンサロン
http://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/exhibition/2006/07_ginza-1.htm


「もの自体が良いから作者の意図は見せずに、自然に美しく見せる。」
作者の技術や感性などそういった部分は隠して、ものの良さを引き出している。


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⑤『近藤顕子写真展「最果ての馬〜根室・下北〜」』〜7/22 IN キャノンギャラリー
http://cweb.canon.jp/camera/gallery/index.html


「写真は一瞬一瞬の命の輝きを写す」
大学で絵を学び、卒業後に写真を独学で学んだそうです。
この言葉を伺ったときに、
「確かに、絵にはない、写真ならでは」だと改めて写真の特性を認識しました。


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⑥『小さな骨の動物園展』〜8/19 IN INAXギャラリー
http://www.inax.co.jp/Culture/2005g/12hone.html


『川口奈々子展-流絡のペインティング-』〜7/29 IN INAXギャラリー2
http://www.inax.co.jp/Culture/2006_07/2_07kawaguchi.html


骨展のほうは、自然の美を感じます。
骨の無駄の無さ、白さや細さ、天然のアートのように感じました。
アミメニシキヘビの骨なんて、籐であんだ篭のように、きれいな編込みで驚きました。


川口奈々子さんの絵画は、色鮮やかさと、人物と自然が重なった絵でした。
ここのギャラリーでは毎回、若手注目株を紹介しているので、新鮮な感性に触れることができます。


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⑦『森 栄喜 A PERFECT MORNING』〜7/30 IN プンクトゥム
http://www.punctum.jp/morieiki.html


爽やかな男性ポートレートです。 目線が絡む写真。
沢山、写真展を観ていますが、なかなか、男性ポートレート写真は出会わないので、新鮮でした。
女性ポートレートを撮るときと、やはり違ってくるそうで、
両方の写真を見比べて、どのように違うのかを見てみたくなりました。


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⑧『尾仲浩二作品展「GRASSHOPPER」』〜7/29 IN ツァイト・フォト・サロン
http://www.zeit-foto.com/exhibition_j/2006/onaka.html


郊外のちょっとした風景。
写真サイズは大きくなく、だから、近くで見入ってしまう。
手のひらに入るサイズ。
アルバムに貼れるぎりぎりの大きさのサイズを意識されているそうです。