銀座と神楽坂

RikoS2006-05-26



今日も盛りたくさんギャラリーめぐり
歩いてて、ついつい寄ってしまったところも多い。


①高森聡湖 「光の形〜瞑想する波動」IN ワコール銀座アートスペース
http://www.tokyoartbeat.com/event/2006/C6D2


エリオット・アーウィット写真展「Moments of Discovery」
IN ライカ銀座店サロン
1階でライカのカメラを眺めていたら、
店員のお兄さんがとても丁寧に教えてくれて、思わずライカ欲しくなる。
お店でこんなに大切に扱われているカメラってステキ。
アナログの持つ温かさや何十年も使いこなせる愛着心。
フィルムがなくならないためにもライカには頑張って欲しい。
ギャラリーは2階でモノクロの良さを改めて実感する。


コダックフォトサロン


(1)金城真喜子 写真展「Slice of Memories」記憶の変容
http://wwwjp.kodak.com/JP/ja/professional/photoSalon/2006/p20060524_1.shtml


(2)築地クラブ 写真展「季節の中で」


④「ベルナール・ビュッフェ展」IN ギャルリーためなが
http://www.tamenaga.com/
とても入りにくい雰囲気だったが、でも無償に観たくて入ってしまった。
今までもビュッフェの作品は目にしていたがほとんど興味はなかったのに、
今日は妙にビュッフェの描く黒い線にすごく惹きつけられた。
こういった"自分の気持ちの変化の表れ"に遭遇するときってとても面白い。


⑤永井一史――HAKUHODO DESIGN「ブランドとデザイン」IN ギンザ・グラフィック・ギャラリー
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/gki/g240/g240ki.html
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/
デザインに対する永井さんのコメントなどもあり興味深かった。


⑥「都市に生きるアール・デコ」II パリ、ロンドン、サンタモニカ・稲葉なおと写真展「ザ・ホテル」IN 資生堂ギャラリー
http://www.tokyoartbeat.com/event/2006/A6BF
http://www.shiseido.co.jp/gallery/current/html/index.htm
ここは階段を下りていくときに、「階下ではどんな展示がされているのかなぁ?」とワクワク感じられてくる空間になっている。
写真は旅行で撮った写真という感じで、アール・デコを感じられずに物足りない感じがした。


⑦「都市に生きるアール・デコ」I 銀座、上海 IN ハウスオブシセイドウ
http://www.tokyoartbeat.com/event/2006/051D
http://www.shiseido.co.jp/house-of-shiseido/html/exhibition.htm


資生堂の1930年ごろのポスターとかモダンなデザインで
色合いや色の重ね方とかステキ。
口紅のケースのデザインとかもシンプルだけど洗練されている。


2階の奥に展示してあった中国の家具も
"使いこまれて味が出てくる茶色"や家具の線が緩やかで
温かさなども感じてステキだった。


2階フロアでは、お客さんは展示されている写真よりも、
引き出しを開くと資生堂の商品や歴史が分かるテーブルの展示に興味をそそられていた。


このハウスオブシセイドウの2階には本も沢山置いてあり、
のんびり読むこともできるのでお勧め。


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「神楽坂」へ移動。 3つとも同じビルに入っている。
印刷工場など町工場の中なので、一体どこのビルなのやらうろうろうろうろ。
目的のビルの目の前にいるのに、思わずギャラリーに電話して場所確認。


こんな倉庫みたいな雑居ビルに入っているなんて。
清澄白河にある倉庫のような建物にもギャラリーが集まっているのもあるし、
街中のギャラリーとは一線引きたいのかな?


エレベータのドアは手動で開ける2重扉。
ちょっと怖かったので乗るのはやめて階段をてくてく昇る。
なんだかわくわくしつつも、きょろきょろ、ちょこっと挙動不審。


⑧トロビョロン・ロッドランド 展「Fantasies are Facts」IN
児玉画廊東京
http://www.tokyoartbeat.com/event/2006/0455
http://www.kodamagallery.com/start/
写真展なのかと思ったらビデオ作品だった。
テクノっぽい音楽のリズムに合わせて葉っぱが揺れていたり、
カーテンが揺れていたり、とりとめない画像がリズムを刻む。


"どこか知らない街にまぎれ込んで、不安になりつつも高揚感が募る"
そんな感じの印象を受けた。
音楽と映像が一体となっていてこういう表現方法もあることを認識して面白かった。


⑨立石大河 「大河亞の富士山の宇宙」IN 山本現代
http://yamamotogendai.org/japanese/exhibition/index.html


束芋 「台所にて」”in the Kitchen”IN 高橋コレクション
http://www.tokyoartbeat.com/event/2006/9A13
http://www.takahashi-collection.com/now/index.html


書き出してみて、改めて沢山観たんだなぁっと実感。
なかなか興味深い作品が沢山だった。