恵比寿→目黒

RikoS2006-05-25



今日は美術館を2箇所巡った。


①『ギィ・ブルダン展』IN 東京都写真美術館(恵比寿)〜5/27
http://www.syabi.com/details/guy_bourdin.html


ギィ・ブルダン http://www.guybourdin.org
ファッションフォトグラファー。


人がまるで血の通っていない人形(マネキン)のようだったり、
奇妙さ・エロさ・違和感を感じる写真。
「何なんだろ?」っとついつい見入ってしまう。


ギィ・ブルダンが若い頃に撮ったモノクロは、
柱や地面や壁やらガラスの割れ目やら、なんてことのないものを撮っている。
それは今の私の目線と妙に似ているからびっくりした。
ギィ・ブルダンはこれらから何を感じていたんだろう?


=================================================


②『素顔の伊東深水展』IN 目黒区立美術館(目黒)〜6/4
http://mmat.jp/event/itos/press.html
http://mmat.jp/


スケッチが沢山。
前に村田朋康展で訪れたときと会場構成がかなり異なり、
この美術館案外広かったことを知る。


描かれた女性の目線がとても穏やかで優しい。
身体のラインもしなやかで、背筋が良い。
日ごろの立ち振る舞い、しぐさは大切だなぁと感じる。


スケッチの隣に、そのスケッチが活かされた日本画がちらっと紹介されているが、
やはりその日本画のほうが品が良く優雅。
伊東深水日本画をもっと観たくなる。


思いがけず、棟方志功藤田嗣治の作品も3点づつ観れて嬉しくなる。