銀座や渋谷


すっかり、更新できずにいますが、ギャラリー巡りはしています。

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4月16日『海沼武史展Part2』4/4〜4/16 エモン・フォトギャラリー(広尾)
http://www.emoninc.com/schedule_kainuma.htm


ここのギャラリーには以前一度だけ、
小林紀晴さんの写真展で訪れたことがあるが、
とても居心地のいい空間だと思う。
エントランスに自然の光が入ってきて緑がさわやかだからかな?
団体で訪れるのではなく、ひとりか二人ぐらいでゆっくり訪れたいところ。


海沼さんの作品も「氷の世界」で素敵でした。
自分が見たことのない世界を見せてくれている。
抽象絵画のような写真で、陽が当たっているから暖かな感じがするし、氷が溶け出して動きも感じるから、
自分の中で他の物語も動き出しそうになる。


一巡目では「あっ氷が割れている」っという印象だった写真が、
二巡目に観たときに、ピタッと心にはまった。
その一枚は、その一枚の写真のなかで物語を感じられる写真だった。


画面の左上:"静寂"

画面の真中:"山あり谷あり"

画面の右下:"平穏な未来"


というような"ハッピーエンドで爽快な物語"
写真に写っているものを分析してしまうのではなく、他のものへと想像の幅を自然と広げてくれていた。


とてもお勧めしたい写真展でしたが、残念ながら終了。
でも海沼さんの写真展は今後6月6日〜18日、8月1日〜13日に別の作品で開催されるので、
ぜひ恵比寿・広尾・青山あたりを散策がてら立ち寄ってみてください。

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4月18日「銀座ギャラリー巡り」


・『30人が創り出す現代のフロシキ「FUROSHIKI」展 』〜4/28 クリエイションギャラリーG8(銀座)
http://www.recruit.co.jp/GG/exhibition/2006/g8_0604.html
さまざまな柄の風呂敷。何かを包んでみたい。


・『第26回写真ひとつぼ展』〜4/20 ガーディアンガーデン(銀座)
http://www.recruit.co.jp/GG/exhibition/2006/gg_0604.html
入賞者10名のそれぞれのパワーがすごいと思った。
グランプリの宇津さんの作品は圧巻。 写真集を100冊。
ほんとこの人の脳内を観てみたくなる。


・富士フォトサロン
http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/tokyo.html
4フロアあるが、ネイチャー系の写真が多かった。
朝の淡い空気・光・雲の中の凛とした富士山とかとても素敵だった。

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4月19日 渋谷にあるギャラリー ナダールへ
http://nadar.jp/tokyo/schedule/060410.html


十人十色。素敵な作品があり、個性もそれぞれだけど、会場はひとつの心地よい空間になっていた。
うぅ〜グループ展はそれぞれの個性を見れるので面白い。


私も今度グループ展を行うので、展示方法も工夫したいなぁとしげしげチェック。
展示の仕方もいろいろある。 作品が決まっていないのに、妄想が膨らみ楽しい。

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4月20日 『 私のいる場所ー新進作家展vol.4ーゼロ年代の写真論 』 〜4/23 東京都写真美術館(恵比寿)
http://www.syabi.com/
木・金は20:00まで


B1、2F、3Fと3つのフロア全部なので、結構見ごたえあり。
好き嫌いはあるけど、それぞれに個性があって面白い。
改めて、写真もいろいろあるなぁと思う。


展示方法もチェック。
整然と並べたり、リズムをつけて並べたり、いろいろ。視線の誘導をうまく導いている。
ライトで作品だけに四角く光を当てたものもあり、その周りは暗いから作品が浮き立っていった。


どんな空間で、どう見せるか。
私自身も写真を撮るだけじゃなくて、作品を作ってどう観せるかなども
ちゃんと考えて実践していきたいなぁと思った。