『村田朋泰展 森川町弐番地H6書房之怪』



村田朋泰展 森川町弐番地H6書房之怪』
http://www.tomoyasu.net/exhibition/index.html


うぅ〜東大前のギャラリーで古びた古本屋さんに作品が展示してある。
村田さんの作品自体もレトロっぽいから妙に溶け込んでいて、ほっとする空間だった。


作品ひとつひとつを鑑賞するという感じではなく、 "会場全体の空間"を感じる展示。
古本が売り物なのか、作品なのかよく分からない感じとか
なんだかレトロな昭和、茶色の和む、居心地のいい空間だった。


2階では映像作品が上映していた。
ミシミシと軋む音を楽しみつつ階段を登って薄暗い部屋へ。
ここも古臭い感じの空間で、味がある。
車がゴーゴー通りすぎる音も聞きつつ作品を観る。
木の床がひんやり。おばあちゃんの家を思い出す。


村田さんの作品は「路シリーズ」は切なさがあるけど、
逆立ち君とかユニークなのやブラックユーモアな作品もあるし、
へたくそな絵もあるし、ごちゃ混ぜ感が面白い。


本郷の町もざっくり歩いただけなんだが面白い。
大通りに面しているお店でも昭和から続いているような味のあるお店あるし、
つい入りたくなってしまう路地もたくさんだった。