世田谷パブリックシアター

RikoS2006-07-07





夕方、白井晃さんの一人芝居を観に世田谷パブリックシアター


アンデルセン・プロジェクト」 http://www.parco-play.com/web/play/sept/andersen/intro.html


白井さん演出作品は何回も観ているがご本人が出ているのは初めて。


アンデルセンの童話をパリのオペラ座で上演するにあたり、
カナダ人の作家、オペラ座のプロデューサーを中心に話が展開する、一人芝居。


映像と役者が一体化してて現代アートのインスターレーションを何個も観せられている感じがした。
巨大スクリーンの使い方が面白い。
ちょっとした工夫で観客をぎょっとさせ、視覚的にも楽しい。


他の入れ替わり立ち代わり出てくるセットもどうなってるんだ?ってついつい仕組みを見てみたくなってしまう。


もちろん、芝居も面白い。
一人芝居だけど、白井さんのテンポや間で、 他にも脇役達のイメージすんなり湧き上がる。


途中で娘にアンデルセンの『影法師』を読み聞かせるシーンは
一灯のランプの光で「光と影」をつくって表現していて、シンプルだけど、とても鮮烈に印象に残った。


私は美術館やギャラリーに沢山行っているが、演劇やライブなども好きです。
さまざまな表現方法があるのを感じ、それが自分の撮る写真にも活きてきたらいいなぁと思う。