『広重 東海道五十三次のいろいろ』と『子パンダちゃん』

RikoS2006-06-25



久々に浮世絵を観に行ってきた。


『広重 東海道五十三次のいろいろ』IN 太田記念美術館(原宿)
http://ukiyoe-ota-muse.jp/dis060607.html


フォーレの裏にあるのだが、ここだけ空間が原宿ではない静けさ。


今回の展示は、広重の東海道シリーズ9種類から、宿駅ごとに2・3点ずつ展示されている。
今日までが、"日本橋"〜"掛川"まで、
7月1日(土)〜17日(月)は"袋井"〜"京三条大橋"


同じ宿駅を比べられるのも面白い。


「行書東海道」版だと各地の名物が多く描きこまれていたり、
「隷書東海道」版だと風景を主体としていたり、
「堅絵東海道」版だと奇抜な構図が見られたり、などなど。


今回展示されている作品は
北斎の『冨嶽三十六景』みたいな動き(リズム)とかないから、
ちょっと地味な印象を受けるが、


でも広重が描く絵は、とてもおだやかで、のほほんとした感じがする。
旅人が美味しそうに団子をほおばっていたり、
人の表情もとても温和で、話し声も聞こえてきそうだ。


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「そういえば!!」と突然思い出したので下記にも寄った。


『子パンダちゃん』 菅野ぱんだ写真展 IN リトルモア地下
入場料200円。8月13日(日)まで
http://www.littlemore.co.jp/book/kobetsu/art/kopanda.html
http://www.littlemore.co.jp/chika/chikamap.html


以前、本屋で、菅野ぱんださんのパンダ写真集を観たときは、
あまり面白くないなぁっとマイナスな印象だったのが、
今回は、「パンダ、可愛いぃぃぃぃ〜!!」と思ってしまった。


なんでだろ?子パンダだから?(身体は大きかった。)
写真でも可愛いと思ったし、
映像作品もあって、こっちのパンダは動くから、ほんと可愛かった。


のっさのっさ、もっさもっさ、他のぱんだに突然パ〜ンチっ!!
じゃれまくってるうちに、ころんころん、でんぐり返ししちゃったり。


映像はちょっと全体で何分あるのかわからず、
淡々と流れているので、途中で飽きそうにもなったが、
こんなにパンダを眺めたのは初めて。ほんと可愛かった。