ギャラリー巡り

RikoS2006-05-09



すっかり、このブログにUPできてませんでしたが、
ギャラリーへは巡っております。まとめ書きですみません。


①5/1(月) プレイスM『川口和之写真展 DISTANCE OSAKA』
http://www.placem.com/schedule/2006/20060501/20060501j_kawaguchi.html


2週間に渡って川口和之写真展が開かれている。
まず一週間目は「1976年に大阪で撮影されたスナップショット作品(モノクロ)」
そして二週間目は「2001年から現在まで、東京で撮影されたスナップショット作品(カラー)」


大阪のモノクロは、壁一面にびっしり貼られて異様なパワーが出ていた。
「1976年に大阪で撮影されたスナップショット作品」なので、なんだか古くさい年代は感じる。
もしここに現代の写真を混ぜ込んだらどうなんだろう?なんてことを想像してみた。
案外、上野あたりの50代60代世代を撮った写真だったら違和感なく溶け込むかもしれない。
若者だと、服装や化粧、持ち物などにその時代を反映させる部分があるから、
「現代の若者写真」を「1976年の大阪写真」と混ぜ合わせたら違和感出てくるだろう。


会場に現代の東京をスナップ撮影したカラー写真のファイルが置いてあったが、
モノクロよりもカラーだと軽い印象を受けた。


今週14日までは東京スナップ撮影のカラー写真が展示されているので、
どのように展示されているか楽しみだ。
『川口和之写真展 DISTANCE TOKYO』
http://www.placem.com/schedule/2006/20060508/20060508j_kawaguchi.html


②5/4(木) 新宿高島屋三好和義写真展 南国の楽園』
http://www011.upp.so-net.ne.jp/rakuen/index.html


まず会場に入ると、南国リゾートへ足を踏み入れたかのような吸い込まれそうな巨大な写真群に出迎えられた。
深いブルーや澄み切ったブルー、白い砂浜、夕日、のんびりした時間の流れ。
まさに『楽園』 
心が見事に"すぅぅぅ〜っ"とひろびろ開放されてしまった。


作品展示数も沢山あり、展示の方法もさまざまで面白かった。
タヒチの写真はゴーギャンの絵を思い出させ、穏やかな表情の人々の豊かな笑顔にこちらもほっと癒された。


③5/6(土) ぐるっとパスを利用『葛西臨海水族園
http://www.tokyo-zoo.net/zoo/kasai/index.html


・マグロのえさやり
・ペンギンのえさやり
・海鳥のえさやり
↑タイミング良くえさやりの時間に訪れ、なかなか良い場所で観ることができ、みんなの華麗な泳ぎに圧倒された。


ペンギンが餌やりのおじさんの後について、おねだりしている姿や、
はしゃいでいる人間の子供たちのやんちゃっぷりが可愛かった。


マグロもでかいし、観てて見飽きない感じがした。
"水の世界"、"動物の世界"、普段自分の観ている世界とは違う世界を見る事ができて、興味深かった。


④5/7(日) アート・フォト・サイト ギャラリー『ファイン・アート・フォトグラファー講座』http://www.artphoto-site.com/seminar_1.html


ギャラリーの講座を受けてきました。
「どんな人が写真を購入しようとしているか」など"写真を販売しているギャラリーさん"ならではのお話があり興味深かった。


⑤5/8(月) ロゴスギャラリー森チャック 描キテシ止マム 展』
http://www.parco-art.com/web/archives/logos/mori_chack/


ノートに書かれたらくがきちっくなイラストがぎっしり展示されていた。
ギャラリーでは販売もしていて、すでに売約済みの赤マルシールが沢山の作品に貼られていた。
森チャックさんのことは今回初めて知った。
ここのHPを観るとくまさんがいたずらしている。ちょっとブラックユーモアな感じ。
http://www.chax.net/frameset.html


ロゴスギャラリーは渋谷のパート1の地下1階にある。
同じフロアにある書店では洋書や写真集など沢山あるのでそちらも楽しむことができる。


⑥5/9(火) ルーニィ『志野和代写真展 心のはざまで−上海・東京−』
http://blog.livedoor.jp/cpiblog00489/archives/cat_455734.html


一枚の額に、写真が2枚。縦に並べてあり、上が"東京"で、下が"上海"の写真。
なかなか面白いコンセプト・構成だなぁと感じた。


ただ、それが伝わってこない。
会場一周、写真を観ていて、最後の方で、東大の写真を見つけ、
「もしや上が"東京"で、下が"上海"の写真?」と気づいたのだから。


作家さんにお話を伺ったら
「"上海"は都会とまだ発展していない部分が入り混じっていて、
"東京"は落ち着いた感じがする」とおっしゃっていた。
それが写真を観るだけで、もっと伝わってくるとさらに面白いんじゃないかなぁと感じた。


時折、2枚組みの写真ではなく大きな写真でテイストがちょっと違う写真が展示されていた。
それが良いアクセントになり、リズムが出ていた。