『前川國男建築展』〜3/5 東京ステーションギャラリー IN 東京

RikoS2006-02-28

http://www.ejrcf.or.jp/gallery/index.asp
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/works.asp


上野『東京文化会館』『東京都美術館』『国立西洋美術館 新館』、
新宿『紀伊国屋ビルディング』、丸の内『東京海上ビル』などなど、
結構身近な建物を設計した前川國男


建築図面約150点、模型約30点、スケッチ、写真や資料が展示されていた。
そして、前川國男の言葉も紹介されていた。


前川國男もやはりひとつのことを探求し続けた人だ。
近代建築について、「建築と都市の良好な関係の建築」を探求。
探求し続ける中で出てきた言葉はとても重みがあるように感じられる。


たくさんの建築図面。細かい文字できっちり。
私はちょうど建築学び始めたので、
授業で教わったばかりの名称などを見つけて、すっかり見入ってしまった。
(建築に興味がない頃に見ていたら、ざざっと眺めるだけだったかも…)


室内は空間が広々として開放感があるのがいいと思うのだが、
外観の打ちっぱなしコンクリートは、私はあまり好きではない。
味気ないようなギスギス感を感じてしまうから。


でも実際にその建物に行ったら、ちょっと印象違うのかな?
散策してみたいところが増えた。


建築はとても身近な芸術なのかもしれない。
利便性だけでもダメだし、デザイン性だけどもダメだし、
そこの一角だけではなくて、町並みとの調和も大切だと思うし、奥深そうだ。


追記:
東京ステーションギャラリーはレンガの壁の部屋もあり、とても好きだったのだが、
東京駅の改修工事に伴い休館するそうです。
うぅ〜残念。再開は2011年予定でまだまだ先の話。場所も変わるみたいです。