原宿→表参道や京橋をふらふら



★★★『初公開 ギメ東洋美術館所蔵浮世絵名品展』〜2/25 浮世絵太田記念美術館(原宿)
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/dis070102.html
http://www.nhk-p.co.jp/tenran/ukiyoe/index.html


ここはラフォーレの裏にあり、普段はひっそり静寂空間だけど、さすがに今回は人多い。


さすが、"北斎"人気!?
HPにもでかでか載っているが今回の注目作品は、"北斎の「龍虎」"
『虎図』は太田記念美術館が所蔵していて、
ずっとこの虎は何を見ているのだろう?っと疑問視されていたのだが、
やっとパリのギメ東洋美術館所蔵の『龍図』だと判明。

100年ぶりに両者そろって並べられた。
一枚一枚みても迫力あるが両者並べて全体を見たとき、
奥行きや迫力が増し、立体的に空間が広がる。
太田記念美術館の畳に座り、じっと鑑賞。


"写楽"も凄い。
浮世絵の人の顔ってなんだかのぺぇっとしていて表情の豊かさはあまり感じられない部分もあるが
写楽のは、ほんと表情がある。


"浮世絵"って面白いなぁっと改めて感じる。
北斎や広重の絵には画面の中に流れがあったり、
人の動きも、すぐに次の動作が思い浮かぶから絵が動き出す感じがする。
美人画の着物の柄や色の合わせ方とか面白い。


展示替えが何回かあるので、また2月にもう一度行こうと思う。
あぁ〜どうか今度の『日曜美術館』の影響ですごい混雑にはなりませんように。


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★コトバのある風景 「ときたま」by土岐小百合/鈴木理策 〜1/28 ギャラリーエス
http://galleryes.com/info.html
ときたまHP http://www.tokitama.net/index.html


写真評論家の飯沢耕太郎プロデュースの「ギャラリーエス写真月間」が開催中とのことで行ってみた。


初めて訪れるギャラリー。フロアが二つに仕切られ、一つは「ときたま」展。
言葉で表現を行っている人の展示風景を鈴木理策さんが撮っている。
写真に写っている展示の空間に実際に行きたかったなっと感じた。
たくさんある言葉の中で、自分の視線がとまる言葉はなんだろう?
その時々によって、ひっかかる言葉が異なってくるだろうから面白そうだ。


ガチャガチャがありやったら、「っぱなし」と書かれたピンバッチ。
あぁぁぁぁ〜やりっぱなしなこと・中途半端にしっぱなしのことが沢山思い浮かんできた。


もう一つのフロアは写真展。
若い作家さんの作品にしては値段が高すぎでびっくり。


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すぐお隣に↓↓↓


★★『“FACES” Hiroshi Watanabe』〜2/12 IN ポールスミスギャラリー
http://www.paulsmith.co.jp/space/gallery/2007_01_watanabe.php
作家HP http://www.hiroshiwatanabe.com/


ポールスミスのお店の中から行かないといけないので
ちょっと敷居が高めだけど、テラスもあり素敵な空間でした。


ポートレート写真もなんだか深い感じが出てて惹きつけられた。
文楽の人形とかまるで動き出しそうな趣き。


下記ギャラリーでも展示があるとのこと。
■ギャラリー冬青(新中野) 〜1/31
http://www.tosei-sha.jp/gallery-top.htm
ニコンサロン銀座 3/7〜3/20
http://www.nikon-image.com/jpn/activity/salon/schedule/ginza.htm


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→→→いざ、京橋へ。 昨日時間切れになって途中までしか見れなかった下記にも行く
★★「COLOR PARTY 2007: RED」展 〜1/20 IN DIC Color Square
http://www.color-square.com/exhibition.html


なぜ赤と結びついているのか分からないが、猿のオブジェが天井からぶら下げられて回っていた。
一円玉が身体全身に張ってあり、ミラーボックスのよう。


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★『東京フォトコラージュ協会「NAKED」』IN プンクトゥム(京橋)〜1/21
http://www.punctum.jp/tpca2.html
東京フォトコラージュ協会 http://www.tokyo-pca.net/
写真をコラージュ。
展示されている作品全般的に完成度はそれほど高くないが、
「突然通行人の前に巨大猫が出現している作品」とか
通常目にしない光景があり、思わぬ楽しさが感じられる。


「東京タワーとめざし何匹か並んでいるのが作品」もあり、
私だったら東京タワーを串に見立て、めざしを東京タワーざしにするなぁ〜とか
ついつい自分も写真を切り貼りしたくなる。楽しそう。


コラージュ協会の会長さんはこの楽しさを多くの人に知ってもらいたいと
カフェとかで定期的にワークショップを行っているそう。
写真をまた違う方向から観たり楽しんだりできて面白いだろうなっと思う。


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★★「羽織裏―日本の粋と伊達」松屋銀座 7階デザインギャラリー1953 〜1/22
http://www.matsuya.com/ginza/design/0122e_haoriura/index.html


黒い空間に展示されている。
羽織を脱いだときとかにチラッと見える部分を粋におしゃれに。
和風な柄もあれば、モダンな雰囲気だったり、洋風だったりキューピー柄まである。
面白い。今観ても結構新鮮に感じられる。