銀座ギャラリー巡り
本日も充実なギャラリー巡りでした。
①ぐるっとパスで、『道への道』相田みつを美術館 〜7/9
http://www.mitsuo.co.jp/museum/exhibition/index.html
案外すいててゆっくり鑑賞。
薄暗い館内で光に照らされた作品が浮かんでて、
お客さんも黒い影のようなシルエットのように浮き出されて
なんだかステキな空間。
国際フォーラムに移転してからは約3回目の訪問。
いつもそのときの状況によって、自分が反応する作品が異なる。
何回か観ている作品なのに、とても新鮮に響いてくるのがあったり。
「捨身」←仏教用語では「しゃしん」と読むそう。
"おのれの身命を捨てて他に供養する"の意。
この作品の前を通ったおばぁちゃん達が、
「捨身の人生は強いよ」とおっしゃったのが妙に耳に残った。
私が好きな作品も久々に観ることができてよかった
「いいですか
いくらのろくてもかまいませんよ
〜以下省略」
この作品はろうけつ染めで、文字もぶっとく丸く優しい。
"のろくてもかまいませんよ"っと言われてほっとする。
でも、この後の省略した部分が大切な言葉だったりする。
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②吉田重信『ー寂光ー』IN 国際フォーラムアートショップ内エキジビション・スペース 〜6/25
東京、小諸、イギリス、フランスなどの風景が
赤いフィルターを通して撮られ赤やピンク、黒の世界。
うわぁ〜いつもの風景がまるっきり違う光を生み出している。
スライドもライトボックスの上に展示してあり、
ルーペでのぞいて観ることができる。
ルーペでわざと遠めから観たりして遊んでいると、
まるで万華鏡をのぞいているような感覚になり面白かった。
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③『藤田嗣治展』IN おいだ美術 http://www.oida-art.com/exhibition/foujita0605/foujita_exhi.html
ちょうど歩いていたら、藤田嗣治のポスターを目にして、
ビルの4階でちょっと敷居が高そうでドキドキしつつも、
観てみたい欲求のほうが勝り、いざ潜入。
沢山の藤田嗣治が展示されていたり、床に並べてあったり。
うぅ〜安くて15万円台〜。裸婦などは250万だったり
ひぇ〜こんなの飾れる生活水準になってみたいと思いつつも
今のところ無理そうなので、のんびり眺めて堪能しました。
"価格はお問い合わせください"となっている作品は一体どのくらいしちゃうんだろう・・・?
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④『装苑賞80回のクロニクル展』IN ミキモトホール http://i-debut.org/journal/j_disp.asp?code=7597
1957年から続くファッションコンテスト。
山本寛斎さんも1967年に受賞していて、その作品が展示されていたけど
形がシンプルでかっこよかった。
http://www.bunka.ac.jp/soen/about/1960.htm
80年代とかバブリーだったんだなぁっと感じるような派手なファッションで笑ってしまった。
上記HPで年代の数字をクリックすると見れるのでご興味ある方はぜひ。
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⑤鋤田正義展『シャッターの向こう側』
IN ガーディアンガーデンとG8で同時開催
http://www.recruit.co.jp/GG/report/reportFrameset.htm
デヴィッド・ボウイや布袋さんや氷室さんとかモノクロでかっこいい。
デヴィッド・ボウイの若い頃のほおけたような目線もすごいけど、
年を重ねた目力のある深い目をした写真もかっこいい。
若い頃に撮った写真なども展示されていて、
時代も感じられて、やはり「時」を感じられる写真はステキだと改めて感じた。
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