『大倉集古館・泉屋博古館分館』



新春アートウォーキング2006 「The 能」Part I
http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/shukokan/noh.html
http://www.sen-oku.or.jp/




横山大観 「夜桜」が3月7日(火)から12日(日)まで特別展示されていて、
10日(金)から12日(日)特別に19時まで開館しているとのことで、それに合わせて観に行ってきました。


初めて訪れる美術館でドキドキ。
地下鉄南北線の六本木一丁目から行ったので、
まずは近くの『泉屋博古館分館』へ行き、そのあとに『大倉集古館』へ。
泉屋博古館分館』はいたって普通の近代っぽい建物だったが『大倉集古館』は中国ぽくて驚いた。
うわぁ〜久々にこんな建物に入るぅ〜っとワクワク。ひんやりとした雰囲気。高い天井。立派な柱。
昔、行った香港の市内観光とかを思い出した。テラスからはホテルオークラが闇夜に光っているのが見えた。


展示されている能や狂言の面を観ていると、私もついつい、それらの表情につられて、
にこっ(にんまり?)としたり、眉間にしわを寄せてみたり、顔をしかめてみたり。
狂言の面のほうがユーモラスな表情を浮かべている。能の面はのっぺりしたのもあれば、目力の強いものも。
展示されている面は江戸時代のものだったり古いのだが、「祖父」の面など、現代でも身近に居そうな人の顔だった。
果たして、この面たちは、舞台ではどんな表情を見せるのだろうか?
能や狂言など、能楽堂などで生で観たことがないので、観てみたくなった。


今回の展覧会のお値段は、「両館共通券」で1600円。うわぁ〜高い・・・ホテルオークラ価格?
ぐるっとパス2005」では企画展の入場券も含まれていたので、かなりお得でした。


※「ぐるっとパス2005」は2000円で東京都内の46の施設(博物館、美術館、動物園、水族園など)を
利用できるお得な共通入館券。2ヶ月有効。
普段なら自分で好んでは行かない施設も含まれていて、いざそこへ行ってみると興味津々楽しかったり新たな発見があったりするので、「ぐるっとパス」はお勧めです。
2006年度は4月1日から販売開始。
http://www.rekibun.or.jp/grutto/index.html