第5弾『堂本尚郎展』

堂本尚郎展 絵画探求60年の足跡とその未来 1945-2005 IN 世田谷美術館(〜2/12まで)
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html


http://www.fujitv.co.jp/events/art-net/go/267.html
↑このHPで解説されているように6つのカテゴリーに分かれて
この一人の画家の軌跡をたどることができる。


これらの抽象的な絵は一体何を表現しているのだろう?
正直よく分からない。
何を表現したいのか、そんなに何を探求しているのだろうか?


よくわからないけど、一枚一枚から何かを感じる。
「エネルギー」だったり、「大気」だったり、「宇宙」だったり。
よくわからないから、何周もして、何度も絵と向き合ってみる。


巨大な絵の前で、「何か」を感じる。その「何か」を具体的な言葉にできないのだが、でも感じる。
好きな絵も沢山ある。そこのフロア全体の空間が好きになってしまう。
「臨界(ハル)」という作品はブルーのトーンで、S字状の形態が描かれていたりするのだが、
ポタポタ垂らした滴のような円は星のような感じがして、
「(自分は)一体どこへ連れて行かれるのだろう?」と不思議な感じがした。


ひとつのテーマに何年も探求し向き合う。
私は、何に向き合っているかなぁ?


2004年からの「無意識と意識の間」と題された新作のシリーズ。
まだまだ堂本尚郎さんは探求をし続けている。